正座法

 

日常生活において常に正しい姿勢ができていれば、身体と心が健康な毎日を過ごすことができます。いつも正しい姿勢をしていれば、病気や故障を未然に防ぐことができます。正しい姿勢ができているか、正座で確認してみましょう。
正しい姿勢:最も楽で、最も安定していて、いつでも動くことができる姿勢。長時間その姿勢を続けても疲れない自然な姿勢。

~正しい正座ができているかの確認方法~
①ふだん通りの正座(身心がバラバラの状態の正座)
1.いつも通りドシンとお尻を下ろし正座をする。
2.誰かに胸を軽く押してもらってグラつかないか確認する。
(リラックスして自然体で、力まない姿勢で押してもらって下さい)

②身心が統一された状態の正座
1.一度膝立ちになり、お尻とふくらはぎの間に半紙を一枚敷いているイメージで半紙がくしゃくしゃにならないように、ふわっと正座します。頭を上から糸でつられている感じで、重力と斥力がぴったり合った感じで正座する。
2.先ほどと同じ力で胸を軽く押してもらって、グラつかないか確認する。

③正しい姿勢で頭で考え事をした状態の正座(身心がバラバラの状態の正座)
1.一度膝立ちになり、お尻とふくらはぎの間に半紙を一枚敷いているイメージで半紙がくしゃくしゃにならないように、ふわっと正座します。頭を上から糸でつられている感じで、重力と斥力がぴったり合った感じで正座する。
2.頭であれこれ考え事をする。
3.先ほどと同じ力で胸を軽く押してもらって、グラつかないか確認する。

☆正しい姿勢で、丹田に意識を持っていき、丹田をぐっと圧縮し、1点に意識を持っていくと更に強くなります。
日常の動作(立つ・座る・礼をする・歩く・手を上げるなど)をする時は。1点から動き出すように意識してください。